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α7Cの夜景描写能力の本領発揮!京都にも負けぬ大阪・万博記念公園の秋のライトアップ

当ブログの基本コンセプトは「フルサイズミラーレスカメラ(α7C)を使って大阪・北摂地域の魅力を細々と発信していく」ということです。

しかしながら、最近京都ネタが多めでした 笑

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など。

今回は初心に立ち返り、京都にも負けぬ大阪の紅葉のライトアップスポットをご紹介させていただきます。

α7Cで描く北摂の紅葉ライトアップ!万博記念公園の紅葉まつり

大阪・万博記念公園の日本庭園コーナーで、11月の紅葉シーズンの土日祝にライトアップが行われています。

α7Cの驚異の夜景撮影能力では、万博記念公園の紅葉まつりのライトアップはどのように描かれるのでしょうか?

規模が大きくて回りきれない!京都に負けぬ万博記念公園の紅葉

入場料は1000円です。万博記念公園の日本庭園コーナーです。万博記念公園駅や太陽の塔からは遠く離れた公園の最奥にあります。

コースに沿って順に紹介していきます。

字池の池泉回遊式庭園

まず初めに訪れるのが、入り口付近の心字池の池泉回遊式庭園です。

もみじが色づき、池の水面の反射しています。

α7Cは色の階調もさることながら、「明」と「暗」の階調も凄まじいですよね!それがまざまざと現れるのが、こういった夜景写真です。

松の洲浜

松の洲浜。枯山水庭園の起源となる景観を再現したものだそう。。

ここは紅葉はないのですが、「川」と「砂浜」と「松」のミスマッチ感から、異世界臭が半端ないです。ちがう惑星みたい・・・

竹林の小径(ちくりんのこみち)

竹林の小径(ちくりんのこみち)。千里丘陵はかつて竹藪だった面影を残す区域となっています。

個人的に、千里はもっと「竹林」を売り出していくべきだと思っていますので、ここは高評価ポイントです。

緑地公園の再開発でも、竹林を整備して、嵐山に負けないような景観を整えて欲しい・・・という思いはさておき、

ライトアップされた竹林は良いですね~( *´艸`)

プチイルミネーションのようなものが置いてありますが、ごく一部エリアのみで控えめです。

他のエリアではピンクとか紫とかに派手にライトアップしているところもあるので、こういう小物はもっと多用して良いと思う。

ですが、千里丘陵の竹林復活を勝手に願っている当ブログ的には、熱いエリアです 笑

竹林の小径、ええわ~( *´艸`)

園内はけっこう広いので、わりとスケール感のある竹林です。全然嵐山にも負けてないと思います!

深山の泉(みやまのいずみ)

続いて、「深山の泉(みやまのいずみ)」。

平安時代の庭園をイメージしているそうです。公式HPでは、以下のようにあります。

平安時代は中国大陸の影響を大きく受けて、海をイメージした庭が発達しました。
「深山の泉」に立つ石は、島々を表し、手前の石敷きは海岸の多様さを表した洲浜をイメージしています。

「海」をイメージした庭園・・・だそうです。たしかに、手前の石ころが洲浜っぽい。

 

正面の紅葉のリフレクションの切り抜き。

こういう庭園には、設計者の意図が込められており、何気ない手前の石ころには意味があるはずと思います。

 

木漏れ日の滝(こもれびのたき)

つづいて「木漏れ日の滝(こもれびのたき)」付近のライトアップ。

こういう色と明暗の階調が複雑に交じり合う光景写真こそ、アルファの真骨頂ではと思います。そういう意味では、ここはα7Cにとって至福の現場・・・

さあ、その力を存分に解き放て!笑

 

光と色が、超・複雑に入り混みあう様子が描写されているかと思います。スゴない・・・!?

紅葉の葉がレインボーに変色していますが、色の境目が非常に滑らかで、すごくきれいなグラデーションになっています。

α買った方はぜひ夜景写真を撮ってくださいね!

このライトアップは時間とともに色が変わりますので、あとは好きな色の組み合わせが出現するまで何枚も撮ります。

以下、見比べてください。

 

全く同じ構図でも、色合いによって全然雰囲気が変わります。

個人的には、2番目の写真が「緑系→青系→赤系→黄色系」と色の変化が自然に見え、一番お気に入りです。ナチュラル。

逆に3番目のように赤、ピンク、紫などが強くなると、けばけばしい雰囲気になります。

ちなみに、肉眼ではこのようには見えません。

肉眼でみると、ライトアップが眩しすぎて「光のあるところしか見えない」ということになってしまいます。

そういう場面を写真に収めておくことで、色や光の微妙な階調が表現され、「ここはこういう光景だったのか~」とあとで見直すことができます。

こういうのが写真の良いところの一つであり、また夜景描写能力に優れたα7Cの真骨頂だとも思います。

千里庵の枯山水

そして最後のコーナー、「千里庵の枯山水」です。

ここは三脚禁止なのですべて手持ちです。

黄金の世界・・・もはや、言葉いります?めっちゃきれい( ;∀;)

ここは京都ではありません。吹田市!

 

額縁構図。

 

 

日本庭園コーナーはかなり広く、ゆっくりと写真を撮りながら回っていると1時間以上余裕でかかりますので、来園は早めをお勧めいたします。

太陽の塔から日本庭園は遠い・・・

ちなみに、夜の太陽の塔も激写したかったのですが、日本庭園で構図を考えたりしているうちに閉園の21時となり、太陽の塔は回れませんでした。

太陽の塔はその後ろ姿だけを拝むこととしました。

というか、何度も訪れているけど万博記念公園は広いな・・・

ご来園をお考えの皆様、時間には余裕をもっておいでくださいませ♪

 

Xperia 1 IIIで撮るスマホ写真!

ちなみに、スマホのXperia 1 IIIで撮ったものはこのようになります。JPEG撮って出し。

 

 

Pick Up!

本日の1枚は、これです。

まさに「黄金の門」。とても、大阪府・吹田市の光景とは思えない・・・(^_^)

構図的にはとてもシンプルなのですが、こんな感じ。

α7C(ILCE-7C)+SEL20F18G, 20mm, f1.8 1/30秒, ISO 3200, RAW

ややあおり気味に、ライトアップされた紅葉が画面上部全体に広がるように撮影し、黄金色の天井のような雰囲気を意識しました。味のある門と奥に続く小道に自然と視線が誘導されます。

シンプルですが”視線の行き場”に迷わない、安定感のある構図ではないでしょうか?

 

アクセス

万博記念公園、日本庭園はここです。

万博記念公園駅からみると、最奥。

自動車の駐車場代は下記の通りです。

平日 休日
2時間まで 410円 620円
3時間まで 620円 930円
4時間まで 830円 1240円
4時間以降 1100円 1600円

 

まとめ

万博記念公園・日本庭園の秋のライトアップの写真をまとめました。

北摂にもこんなええとこあります。

京都に負けないスケールと光量で、穴場感満載です!!

入場料は1000円、秋のシーズンの土日祝のみの営業となっています。

ご参考いただければ幸いです♪

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