京都 光の使い方 撮影記

α7Cで京都・南禅寺の紅葉はどのように描かれるのか:ピークの過ぎた紅葉を工夫して激写!【躍動する晩秋の紅葉】

みなさん!秋は「紅葉」とはいえ、なかなか紅葉のピークにいろいろなところへ行けない!というのが実情ではないでしょうか?

紅葉スポットへ行ってみれば、紅葉には早すぎたり、紅葉が散っていたりして、微妙な思いをされることの方が多いかと思います。

というわけで本日は、紅葉のピークの過ぎさりし、晩秋の京都・南禅寺を舞台に

「少ない紅葉を写真で撮るために、どのような工夫すれば良いのか」

をテーマに記事をまとめてみたいと思います。今日も素人がニッチ分野に取り組みます(笑) 本記事は初心者向けです。

ピークの過ぎた紅葉をどのように盛るか?α7Cで撮る京都南禅寺

ピークの過ぎた紅葉をどのように盛るか?

ピークを過ぎた紅葉(梅や桜なども同様)をどのように盛るか?フルサイズミラーレス一眼初心者の私が現時点で注意しているのは、以下の5つの原則です。

少ない紅葉をどのように盛るか

原則1. 煽り気味に上面に大きく入れる

原則2. 困ったときの逆光頼み(f値は大きめで)

原則3.額縁構図でいいところだけ切り抜く

原則4.前ぼけ利用で耐え忍ぶ

原則5.望遠レンズの圧縮効果でごまかす

南禅寺では「原則1」と「原則2」、「原則3」を利用いたしました。それでは境内の様子をみていきましょう!

 

三門~法堂付近の紅葉!

南禅寺といえば三門と紅葉!

・・・ですが、紅葉のピークの過ぎさりし12月最初旬の様子はこんな感じです。

三門の向こうにギリ紅葉が見える・・・

ちなみに、三つのゲートがあるから三門かと思っていましたが、公式HPによると

「仏教で悟りに至るために通過しないといけない三つの関門(空・無相・無作)」

のことを言うらしいです。

三門が転じて「山門」となり、寺院を代表する正門となったらしい・・・神社仏閣ファンですが、何気に初めて知った(*_*;

人の大きさと比較すると、その大きさが分かると思います。

正面左手の紅葉はまだかなり残っていました。

・・・ということで、多分、定番構図。

 

少ない紅葉をどのように盛るか

原則1. 煽り気味に上面に大きく入れる

ページはじめのアイキャッチ画像も同様ですが、主題の三門と、副題の紅葉を一枚に収めます。広角レンズで下から煽り気味にすることで、紅葉のボリュームを増して見せることができます。

つづいて、紅葉を主被写体にして逆光で撮ります。

 

少ない紅葉をどのように盛るか

原則2. 困ったときの逆光頼み(f値は大きめで)

「逆光で撮れば何でも絶景になる」と信じている素人ですw

f値を11ぐらいにして、太陽の光芒を表現するのが必須です。

苔に乗る落葉の緑と赤のコントラストに、光と影のコントラストも加わり、ダイナミックで鮮やかな雰囲気になったのではないでしょうか?知らんけどw

 

逆光頼みを続けながら、どうにか三門をフレームに収めるよう頑張ってみます。これももみじの木の躍動感が出ているような気がします。

 

逆光はできませんでしたが、違うアングルから撮るとこのようになります。サイド光なので、影の様子がきれいに見えやすいかと思います。

法堂付近の紅葉はかなりなくなっていました・・・

 

これも逆光頼み。主題たる紅葉はしょぼいのですが、地面の苔と落ち葉による「緑と赤」、及び「光と影」のコントラストが良き一枚で、アクセントとして奥にお坊さんの列が映っています。

影が手前方向にぐっと伸びてくる様子を強調することで、インパクトを強めることができます。

 

南禅寺水路閣と紅葉

明治時代に南禅寺境内につくられた琵琶湖疎水の水路です。

ちょうどサイド光が当たって紅葉がキラキラしていました。水道橋のアーチを額縁構図気味に。

少ない紅葉をどのように盛るか

原則3.額縁構図でいいところだけ切り抜く

実は、この周りには人がいっぱいいるので、人が通らなくなった瞬間を待ってのとりあえずの一枚です。

逆光で、説明の看板を入れて。

もみじのキラキラ感と、レンガのアーチの対比を上手く出そうと苦戦・・・

額縁構図でもう少し印象的な写真を狙いますが・・・レンガのカーブと、木の枝のカーブが同じ方向を向いていて良いかと思ったのですが、あとから見れば微妙だった・・・

Pick Up!

本日の1枚はこれです。

お題をつけるとすれば「躍動する晩秋の紅葉:京都南禅寺」

サイド光気味に光があたり、明と暗がはっきりすることで、もみじの木の躍動感が表現されているのではと思います。足元の苔の部分にも緑と赤のコントラストだけでなく、光と影のコントラストも描写されていて、晩秋の生命力あふれる光景ではないでしょうか。20mm広角で、無理やり画面の隅に太陽の光芒をねじこむ。

南禅寺の三門は、今回はわき役として、場所情報を兼ねて隅っこに入れます。

α7C(ILCE-7C)+SEL20F18G, 20mm, f11 1/200秒, ISO 400, RAW

光と影、緑と赤が複雑に入り混じる部位を少し拡大すると、このようになってます。素晴らしい階調!

もみじが満開の場合、苔の上の紅い落葉がほとんどないため、また違った雰囲気の写真になるかと思いますし、「光と影」の対比が写真のかなりの面積を占めていることから、撮影時間によってもかなり雰囲気が変わると思います。

「同じ場所の写真」でも、季節や時間、天候によって全然違う雰囲気になるというのが、写真の魅力の一つだと思います!

アクセス

南禅寺へのアクセスはこちらになります。
最寄り駅は京都市営地下鉄東西線の蹴上駅。四条や三条からも徒歩圏内と思います。

 

まとめ

本日は、紅葉のピークの過ぎた京都・南禅寺で、「少ない紅葉をいかに盛って撮るか」というテーマで記事をまとめました。

フルサイズ初心者である筆者が現時点で気を付けているのは以下の5点です。

現時点で注意しているのは、以下の4つの原則です。

少ない紅葉をどのように盛るか

原則1. 煽り気味に上面に大きく入れる

原則2. 困ったときの逆光頼み(f値は大きめで)

原則3.額縁構図でいいところだけ切り抜く

原則4.前ぼけ利用で耐え忍ぶ

原則5.望遠レンズの圧縮効果でごまかす

ただ、ややピークを過ぎた時期だからこそ、苔の上の紅い落葉といった魅力的な写真も撮れるのだと思います。

仏教寺院にて、同じ場所の写真でも、季節や時間、天候によって全然違う雰囲気になるということに気付くのは、まさに悟りの一種と言えるのではないでしょうか!?(^_^)

諸行無常の響きを感じに、また違うシーズンにも訪れてみたいと思います♪

なお、「少ない紅葉をいかに工夫して撮るか?」というテーマについては、大阪・高槻市の神峯山寺の記事も併せてご参考ください!

 

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