撮影記 曇り 滋賀

曇天の滋賀県東近江・百済寺にて、新緑に囲まれた弥勒菩薩に癒される

新緑を求めて、滋賀県の湖東三山、百済寺(ひゃくさいじ)を訪れました。

曇天の滋賀県湖東三山・百済寺(ひゃくさいじ)でフラット光について考えてみる

雨条件の新緑の魅力に魅せられた今日この頃・・・あいにく2022年は梅雨らしい雨があまり降らず、せっかく「新緑の百済寺」を訪れたのに「曇天」という、ブログ主的には最も悪条件の天候となりました。

(個人的に思う新緑撮影に望ましい天候:雨>晴れ(木漏れ日)>曇り)

京都法然院を思い出しつつ、頑張ってフラット光を活かした写真を目指してみました。

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ちなみに、公式HPはこちらです。

緑あふれる百済寺を曇天で

大阪から見ると、滋賀県の中でもかなり果ての方に感じる湖東・百済寺ですが、訪れる価値のある素晴らしい古刹だと思います。歴史上、多くの著名人が訪れ、絶賛したというのもうなずけます。

百済寺本坊。

本坊の門の前の苔生える坂道・・・最も有名な構図です。90mmマクロで。

20mmでパースをかけるとこんな感じ。

アングルを下めに。

「新緑の雨」写真は、いつかリベンジしたいと思います。

本坊内の日本庭園。

写真をはじめるまで、日本庭園に興味を持つことはありませんでした・・・(^^;

こんなお庭を見ながら暮らしたい。。

 

足元に広がる苔と直立する木・・・個人的に好きな絵です。

 

弥勒半跏石像(みろくはんかせきぞう)。森の中に一体化しているかのよう。

横構図。

縦構図。樹の幹が額縁を形成しています。

 

草鞋(わらじ)がかかげられた仁王門。

森の中に調和している感じがよいです。

曇天フラット光だと平凡な写真になりがちですが、「寺院の静寂感」を表現するにはちょうど良い気象条件でもありますので、こういう「森の中にたたずむ感じ」は比較的良いのではないかと思います。

本堂です。堂内は残念ながら撮影禁止ですが、静かな山の中に立つ雰囲気と相まって、厳かな気持ちになる素晴らしいパワースポットです。

千年菩提樹と鐘楼。

 

鐘楼側から本堂を向けて。

こちらは、梅雨の名残りをとどめる駐車場前のあじさいです。

 

Pick Up!

本日の一枚は、これ。

青もみじに囲まれた弥勒菩薩。

どうでしょう?ほぼ完ぺきな構図ではないでしょうか?

 

α7C+SEL20F18G, 20mm, f5.6 1/125秒, ISO 1250, RAW

両側の樹の幹が額縁の役割をはたしていて、主題の弥勒菩薩の石造を際立たせます。さらに、枝が放射線状に広がっていて、視線が主題に集中するようになっています。その枝を彩るのは、鮮やかな新緑・・・晴れだと光による明暗が付きすぎてしまうので、この写真に関しては曇り条件がピッタリだったと思います。

 

 

ちなみに、台座に腰かけて左足を下げ、右足を組んで思索するようなこの仏像形式を弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしゆいぞう、みろくぼさつはんかしいぞう) といいます。飛鳥時代から奈良時代にかけての仏像の特徴の一つです。

ついでにウンチクですが、「ミロク」とは「釈迦」の次に仏陀となることが約束された修行者(菩薩)であり、その登場は56億7千万年後とされています。

天台宗湖東三山釈迦山百済寺について

さて、一通り写真を見たところで、簡単に百済寺の由緒についてみてみましょう。

由緒

創建はなんと西暦606年!聖徳太子の創建とされます。飛鳥時代です。

その名の通り、もともと渡来人系の氏寺として発展してきました。比叡山延暦寺の開闢後は、同じく天台宗として、「天台別院」として栄えることになります。

大阪・北摂地区の神社仏閣のルーツは恐らく606年より古いものが多数あると思われますが、創建年がはっきりしているものが少ないため、聖徳太子の創建と考えるとかなり歴史が古いように感じます。また、北摂地区では珍しい天台宗系というのも、比叡山を擁する滋賀県らしいところだと思います。

詳しい歴史につきましては、公式HPをご覧ください。

 

アクセス

百済寺の場所はこちらです。


大阪人から見ると、結構遠い・・・!

 

百済寺を訪れたら帰りにおすすめのおみやげ

さて、百済寺のきれいな新緑を愛でて心身ともに癒されたあとは、道の駅東近江市あいとうマーガレットステーションを訪れておみやげを買いましょう♪

八日市ICと百済寺のちょうど中間ぐらいに位置します。幹線道路に面しているので、大阪から百済寺を訪れた際には必ず通ると思います。

けっこう中は広くて、近江名産がたくさん売っていますが、個人的に超おススメはこれです!

”ふわっと広がる”荏胡麻スープ。

肝臓に優しいオルニチンと、血管に優しいαリノレン酸配合のあっさり風味スープです♪

ただ、滋賀の名産というわけではなく、たまたまこの道の駅で取り扱ってるだけみたい・・・

まとめ

曇天の滋賀・東近江市の百済寺の緑を撮りました。

曇天はもっとも写真が”映えにくい”気象条件ですが、緑の中に入るとそれなりに木々の葉の輝きを感じ取ることができます。

弥勒菩薩の写真はむしろ晴れや雨条件より良い雰囲気となったのかも知れないと思います。淡々とした写実的写真を撮るのには、フラット光は良いかも知れません。

ご参考いただければ幸いです。

 

 

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