マクロレンズ 京都 撮影記 気象条件

あえて雨の日に訪れてみる二度目の京都大原三千院:超広角レンズ×中望遠マクロレンズ

以前、雨の大原三千院で、新緑の雨のすばらしさについてまとめました。

関連
京都・大原三千院に雨と新緑の織りなす絶景を求めて

続きを見る

けれども、そのときはたまたま20mm単焦点レンズしか持ち合わせておらず、20mm縛りで写真を撮らざるを得ないという状況でした。

今回改めて、雨の大原三千院を訪れてみたので、雨と緑の美しいコラボレーションを、超広角レンズSIGMA 14-24mm F2.8 DG DNマクロレンズSONY FE90F2.8MGで描写してみたいと思います。

超広角レンズとマクロレンズで描く、雨の京都大原三千院

雨の日こそ、絶好の写真日和・・・葉は水に濡れてしっとり輝き、人も少ない。。。

ですが、さすがにコロナ禍も明け、外国人観光客はけっこういました(^^;

このあたりは超広角レンズで撮影しています。

新緑の雨の縁側、しっとりした感じが最高です。

前回訪れたのは5月でしたが、今回は7月です。緑もやや色深まっています。でも、雨に濡れたMoss Greenが最高です。

 

雨の雫が水面に波紋を作ります。

 

宇賀神。

 

あじさいの名残があります。

 

寺院の屋外にある仏像を、美しく撮りたいというのが最近の目標の一つです。

 

あじさい苑のあじさいの花。

苔+お地蔵さん。

雨に濡れることで、石面や葉が輝いているのがわかりますでしょうか?

苔の庭に一体化するお地蔵さん。

 

直立する木と、苔の地面・・・なんというか、秩序ある美しさです。

クリスタルボールを使ってみた作例。

往生極楽院。

 

桜の馬場。

Pick Up!

本日の1枚はこれです。

90mmマクロで撮影しています。

こういうのを三分割構図といっていいのか素人の私にはわかりませんが、左右方向のみっつの層、奥行き方向のみっつの層を意識しています。

構図的には、こう。

α7C+ FE90F2.8MG(90mm, f 2.8, 1/160秒, ISO 1000)

まずは、左右方向の三つの層から。

主題は左下のお地蔵さん、副題はしっとりとした苔の庭園、なんですが、樹木の縦の線を使って、左側・真ん中・右側という三つの層に分けています。

さらに、F=2.8とすることで背景ボケを作り、手前から奥に向けた奥行き方面での三層構造も作っています。

こんなイメージ。

α7C+ FE90F2.8MG(90mm, f 2.8, 1/160秒, ISO 1000)

まず、focusが合っている主題のお地蔵さんは、右下に伸びる苔の面と同じ①の層になっています。

つづいて、樹木と奥のお地蔵さんが存在する②の層、最後に、寺院がある最も奥の③の層。

真ん中にあえてスペースを空け、最も奥の寺院を配置することで、立体感を意識し、視線も誘導されるような多層的な味わいのある写真になったのではないかと勝手に思っているのですが、いかがでしょうか?

さらに、雨ならではの光景なのですが、葉っぱが水にぬれて光を反射しているのもささやかなアクセントになっていると思います。

写真の上手い方、いらっしゃいましたらアドバイスください!笑

というか、お地蔵さん主題でいろいろ撮りましたが、個人的にはこれがいちばんしっくりきた。

 

まとめ

雨の大原三千院で、超広角レンズ&90mmマクロレンズを使って撮影を行いました。

雨だと観光客も少ないし、苔や葉が雨に濡れてしっとりと輝くので、写真を撮るには良いコンディションの一つだと思います。

さらに、マクロレンズはいわゆるマクロ的な写真はとらずとも、90mm単焦点望遠としても使えるので、最近はタムロンの70-300mmを持っていかないときは90mmマクロを持って行っています。気が向いたらマクロ撮影もできるし、中望遠マクロはなかなかオススメですよね~♪

ご参考いただければと思います。

関連
京都・大原三千院に雨と新緑の織りなす絶景を求めて

続きを見る

-マクロレンズ, 京都, 撮影記, 気象条件,

© 2024 α7Cで撮る北摂の風景 Powered by AFFINGER5