本日は大阪市内の「なみはや大橋」からの大阪の夜景をご紹介いたします。
なみはや大橋からの夜景
なみはや大橋は大阪市大正区の尻無川河口にかかる、味気がないけど特徴的な橋です。
写真を見ればご存じの方も多いでしょう、これです。
望遠レンズの「圧縮効果」を使って、坂を急斜面に見せる写真が数多くネット上に上がっています(実際急坂ですが・・・)。
橋には歩道もついており、そこからの夜景です。
左側が弁天町、右奥が梅田方面です。
尻無川河口。右奥のアーチが千歳橋。その奥にあべのハルカスが見えます。
ちなみに、撮影ポイントはなみはや大橋の最高点付近で、風がびゅんびゅん吹く吹き曝し、さらに大型トラックが猛スピードで走ってきて通り過ぎたあとには橋がバインバインとしなるので、実際の高さ以上に割と恐怖感があります(^^; 歩道自体は広いですが。
橋上から北側を向く。天保山の観覧車が見えています。
千歳橋のあたりをアップで。あべのハルカスと通天閣が見えています。
大阪市内方面の夜景。大阪市内の超高層ビルを見分けるのが特技なのですが、北摂市民からすれば見慣れない角度・・・くうぅ~分かりにくい。なんば方面をむいていると思います。
西側、みなと大橋と大阪コスモタワー。夜景に浮かぶ赤い橋脚がきれいです。
三十間堀門の水門。大阪といえば「水の都」とも言われますが、やはり運河沿いに来ないと実感がわきませんね。大正区ならではの港湾風景が見られます。緑色の水門は雰囲気があって素敵です。
最後はおまけ、「ジャンクション夜景」の定番のひとつ、天保山ジャンクション。
14mm超広角レンズ使用です♪(ブログ内初登場!)
今回は大阪港駅から徒歩でなみはや大橋を訪れましたので、ついでに撮影いたしました。
アクセス
なみはや大橋へのアクセスです。
大阪メトロの大阪港駅から徒歩10分程度です。
北摂市民にとって「全く生活圏内ではない」大正区ですが、夜景を求めて散策するのも気分転換に良きかと思いますよ。
Pick Up!
本日の一枚は、これです。
「水門」が主題の大阪の夜景の図です。
一見、特別な写真ではないように見えるのですが、本日紹介した写真の中では一番お気に入りですので、その要因を分析してみたいと思います。
α7C+TAMRON F/4.5-6.3 DiIII RXD, 70mm, f7.1 0.8秒, ISO 1250, RAW
主題の水門から、運河の方へ視線が誘導され、その先に梅田方面の高層ビル群があります。運河の周りには倉庫や工場があり、工業地帯を連想させます。ただ、この水門と運河だけだと、どこの写真か分からなくなるので、ビジネス街との対比を作ることで、写真に一定の安定感が生まれているのだと思いますが、如何でしょうか?
贅沢を言えば、高層ビル群にもっと厚みがあると、インパクトが強い写真になると思うのですが、いかんせんここから梅田地区までの距離が遠くて、どうしても小さく映ってしまうのが難点です。弁天町の200m級のビルはまあまあ大きく映っています。
まとめ
なかなかあえて近づく機会も少ない大正区のなみはや大橋からの夜景をご紹介いたしました。
高さは47mあるそうです。近くにはそれより高い構造物は少ないため、大阪の夜景を見渡せます。
水の都・大阪といえば、中之島や大阪城の堀を連想する方が多いと思いますが、こここそ港湾都市大阪の真の姿の一つと言えるかも知れません。
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