ソニーのカメラ、α7C/α7C2で大阪を中心とした地域の街の発展を記録しています。
最近、日の出や日没のインターバル撮影にチャレンジしているのですが、AE追従感度「低」と「高」の設定で迷い、失敗を連発したので、失敗作を含めてAE追従感度「低」だとどうなるのか、「高」だとどうなるのか、をまとめてみたいと思います。
結論をはじめに申し上げれば、日の出や日没などの明度がダイナミックに変化する環境では、AE追従感度は「高」に設定するのが正解です!
インターバル撮影(タイムラプス)のAE追従感度とは?低VS高でガチ比較!【ソニーのカメラ】
インターバル撮影におけるAE追従感度とは?
インターバル撮影(タイムラプス)は、コマ送り写真を撮る撮影方法です。いまやスマホでも簡単に撮影できるので、ご存じの方も増えていることでしょう。
明るさが一定の環境において、特にカメラの露出を意識する必要はないのですが、明るさが変化したときに、それに追従して露出設定を変更させるかどうかが「AE追従感度」です。
「AE追従感度・低」だと、周囲の明るさの変化にあまり追従しない設定
「AE追従感度・高」だと、周囲の明るさの変化に積極的に追従する設定
となります。
とはいえ、頭で理解できても実際にどうなるのかは、やってみるまで分からないですよね。
例えば日没時、周囲が暗くなっていく雰囲気を撮りたいというとき、AE追従感度は「低」が正解か、「高」が正解か、少なくとも私は分かりませんでした。
そこで、以下に具体例をお示ししたいと思います。
インターバル撮影のAE追従感度具体例①
まずは、AE追従感度が「低」の状態で、夜明けのタイムラプスを撮影してみると、こうなりました。
箕面山からの大阪市街方面の風景です。
太陽光の明るさに負けて、完全に白つぶれというか、ホワイトアウトしてしまいますw
太陽の明るさって、凄いんだな~、同時に、我々の眼は光に負けないように明順応しているんだ~というのが良く分かりますね。
つぎに、AE追従感度が「高」の状態で、日没の様子を撮りました。
池田市の五月山から六甲方面を撮影しています。
環境の暗転にうまく追従し、夜景もはっきり映し出しています。
実際のタイムラプス動画でみてみると、もっとわかりやすいです。
インターバル撮影のAE追従感度具体例②
もう一例、具体例をみてみましょう。
ともに、大阪南港のさきしまコスモタワーから撮影したものです。
まずは、AE追従感度が「低」の状態での大阪湾方面の夕景。
黒つぶれしていってしまいます。
つづいて、大阪市内方面。AE追従感度が「高」の状態。
これだけ並べても何のこっちゃですが、タイムラプスで撮りっぱなしです。明るさは、カメラが自動調整してくれています。「低」だと黒つぶれしていた夜景が、「高」に設定しておくと映し出されています。
おそらく、実際のタイムラプス動画でみた方がわかりやすいです。
こういうことですw
このように、日の出や日没など、明るさが劇的に変化する場面でインターバル撮影を行う場合には、AE追従感度を「高」に設定しておいた方がよさそうです。
逆に、「低」が役立つ場面はあるのだろうか・・・?
まとめ
インターバル撮影(タイムラプス)におけるAE追従感度を「低」にするべきか「高」にするべきか、失敗を含む実例を交えて提示いたしました。
日の出や日没など、明るさが劇的に変化する状況では、AE追従感度を「高」に設定しておいた方がよさそうです。比較動画を見ていただくと、一目瞭然だと思います。
どなたかのご参考になれば幸いです!