実はひっそりと・・・昨年後半に、新たなレンズが仲間入りしております。シグマの超・広角、14-24mm F2.8 DG DN ARTです。
以前、20mm単焦点レンズで撮影したことがありますが(下記記事)、今回はこの超広角レンズで新幹線×ジャンクション夜景の大山崎JCTを改めて撮影いたしました。
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新幹線×ジャンクション夜景!:大山崎ジャンクション
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α7Cで撮る西日本の交通の要衝再び:大山崎ジャンクションの夜景! byシグマの超広角レンズ
シグマArtラインの広角ズームレンズ・・・14-24mm F2.8 DG DN。当初は20mmでも広いと感じることが多かったものですが、それでも物足りなくなってきたのは単に慣れただけなのか、多少なりとも腕が上がったのか・・・
超広角14mmの描く世界というのは、どういったものなのでしょうか?
以前、ソニーの純生20mm単焦点(SEL20F18G)で撮影したことのある、大山崎ジャンクションでみていきたいと思います。
時速200kmのレーザービーム!大山崎ジャンクション夜景
まずは24mm側での撮影です。新幹線が大山崎JCTを横切る、時速200km/hのレーザービーム。
ドン!
光の帯は、新幹線のライトです。長秒露光してます。
つづいて広角側14mm、いってみましょう。
こんな感じ。
あぁ・・・広角になりすぎた 笑
ジャンクション全体の様子は分かりやすくなりましたが、主題であるはずの新幹線のレーザービームが小さくなってしまっています。
こちらの方が良さそうです。
大山崎ジャンクションの下をズバッと横切る新幹線のライトがレーザーのように見えています。
出口のあたり。
どうでしょうか。20mmよりも広角になると、全体像が分かりやすくなります。けれども、広すぎるぶん、扱いも難しい・・・
ちなみに、大山崎JCTを新幹線が突っ切る動画はこちらです。動画は、シグマ14-24mm F2.8 DG DN ARTとソニー純生SEL20F18Gの両方を使って撮影しています。ほぼ見分けがつきません。
時速200kmのレーザービーム!大山崎JCTを貫く新幹線の夜景 - YouTube
Pick Up!
本日の一枚はこれです。
ちなみに、以前20mmで撮ったのがこれです。
20mmでも十分広いはずなのですが、ジャンクション全体をとらえ切れていません。
14mmだと、ギリギリですがすべての高架を新幹線のレーザーが突っ切っている様子がとらえられています。14mmの方が、日本の大動脈を突っ切るレーザービームっぽくて良いですよね。
広角一本足打法なので、構図もヘッタクレもあまりありませんが、むりやり構図解説をこじつけるとこのようになります。
α7C+SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN, 14mm, f 7.1, 13秒, ISO 400
上半分は超広角ならではのパースが効いて、高速道路の高架が手前から奥に収束していっているように見えます。
メインの新幹線のレーザービームは、立体的な額縁の中を横切っているようなイメージ。
下半分は「横の線」を意識しています。
下半分に自動車の光跡を伴うバージョンもあるのですが、新幹線のレーザーが目立ちにくくなるので、下半分には自動車の光跡がないバージョンを選択いたしました。
いかがでしょうか?
ちなみにこのあたり、三脚を立てる地面も、道路も、高架も、ぜんぶ傾斜がついているので、なにを水平の基準にするかでやや苦慮いたしました・・・
「曇りの日」だったので、雲が白っぽく映り込んでしまい、レーザービームとのコントラストがつきにくくなっているのが個人的には残念な点です。あと、このあたりはほとんど地面が傾斜しているので、水平をとるのが難しい・・・
ちなみに、大山崎JCTをつっきる新幹線を、天王山から撮影するとこんな感じになります。
アクセス
大山崎ジャンクションの場所です。
改めて見ると見事にクネクネの中を新幹線が突っ切っています!
まとめ
本日は、超広角レンズで改めて、大山崎ジャンクションの夜景をご紹介いたしました。
ジャンクション夜景×新幹線のレーザービームが撮影できる、全国的にも稀有の場所だと思います。
ご参考いただければ幸いです。
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新幹線×ジャンクション夜景!:大山崎ジャンクション
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ちなみに、大山崎ジャンクションは天王山から見下ろすことができます。天王山については、姉妹サイトをご覧ください!