梅雨の時期、なかなか写真を撮ろうと出かける気にならない方も多いかと思います。
しかし梅雨時期にこそ撮りたい、写真映えのする被写体が紫陽花(あじさい)でございます。
本日は、主に北摂地域(大阪北部)を中心に、紫陽花(あじさい)の穴場スポットをまとめたいと思います。
大阪・北摂で紫陽花(あじさい)の写真が撮れるおすすめスポット!
以下、4つのスポットを順にご紹介いたします。
北摂近隣のあじさいスポット
1.頼光寺(兵庫県川西市)
2.久安寺(大阪府池田市)
3.水月公園(大阪府池田市)
番外編.柳谷観音楊谷寺(京都府長岡京市)
①川西市・頼光寺(らいこうじ)
「あじさい寺」の異名を持つ頼光寺。北摂であじさいといえば、ここを避けては通れません。
お寺の情報については、姉妹サイトの下記ページをご覧ください。
それではさっそく、あじさいの様子を見ていきましょう!
あじさい寺の異名のとおり、ここは本当に立派なあじさいが無数に咲き乱れています。個人的には「緑」と「青」の対比がお気に入りです。
梅雨の複雑な天気模様・・・雨が降りながらも太陽がさしています。
基本的には、f値を低めにして、背景をボカし気味にしてあじさいの花の主題感を強調しています。
大粒のあじさいがいっぱいあります。すぐ隣を能勢電鉄が通ります。
頼光寺へのアクセス
無料駐車場がありますが、住宅街の中の狭い道を縫っていかねばならず、シーズンは混雑が予想されます。能勢電鉄畦野(うねの)駅からすぐですので、電車でのアクセスが便利だと思います。
②池田市・久安寺(きゅうあんじ)
池田市の久安寺は、花のお寺。いろいろなお花で有名ですが、楼門裏を中心にあじさいの花も咲き乱れます。
それでは、お花の様子を見ていきましょう!
駐車場からのアプローチ。
楼門と青あじさい。
楼門を額縁構図気味に。頼光寺より粒は若干小さ目ですが、花びらが揃っていてきれいだと思います。
楼門の色が渋く、あじさいの花と葉っぱの鮮やかさを引き立てていると思います。
久安寺へのアクセス
車でのアクセスが便利です。駐車場もあります。拝観料300円です。
③池田市・水月公園
水月公園は池田市民の憩いの場です。梅林や菖蒲が有名ですが、あじさいの花も咲いています。
時期的には菖蒲(しょうぶ)と重なりますので、あじさいだけでなく菖蒲の花も楽しめるのがポイントです。
水月公園へのアクセス
住宅街の中にある公園です。
専用駐車場はありません。コインパーキングはいくつかあります。
徒歩の場合、石橋駅と池田駅の中間くらいですが、石橋からの方がわずかに近いかも知れません。
番外編:柳谷観音・楊谷寺(ようこくじ)
そして、北摂近隣であじさいといえば無視できないのが楊谷寺。
京都府に入ってしまい、北摂からは少し離れますが、島本町の山の裏手にあり、大阪からのアクセスもそう悪いわけではありません。
花手水が境内に何か所かあり、インスタ映えスポットになっています。
ここはあじさいの花の色がめちゃくちゃきれいです。
白いあじさいの花も、色が抜けたような白ではなく、シルクっぽい色合いになっています。あと、地味に雨でぬれた葉が輝くのが梅雨時期の写真のいいところです( ´艸`)
そういえば、こんなにピンクが鮮やかなあじさいは北摂地区ではあまり見かけなかったような・・・
本堂はこんな感じです。ザラザラ見えるのは、ノイズではなくて雨です。
楊谷寺へのアクセス
山奥にありますので、車でないとアクセスは厳しいと思います。
令和4年4月1日から拝観料500円(シーズンは700円)が必要になります。シーズン以外は無料で入れるのがとても良いところだったのですが・・・残念。
まとめ
本日は、北摂近隣のあじさいの名所についてまとめました。
雨の日にはなかなか写真を撮りに出かけようという気になりませんが、あじさいの花は色合いがきれいですし、葉っぱが塗れて光を反射するので、梅雨時期ならではの雰囲気の写真が撮れると思います。
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