夜のジャンクションにはロマンがいっぱい!!
本日は、新幹線と高速道路JCTが交差する交通の要衝、大山崎ジャンクションの夜景をご紹介いたします!
α7Cで撮る西日本の交通の要衝:大山崎ジャンクションの夜景!
カメラするまでは思いもよらなかったのですが、ロマンある都市夜景のひとつに高速道路ジャンクションというものがあります。上から見下ろすも良し、下から見上げるも良し。直線と曲線が立体的に交差する人工美が、夜のライトに照らされる様子は、フルサイズカメラでの描写が肉眼以上にきれいに映し出されます。
本日は、名神高速道路と京滋バイパス・京都縦貫道がクロスしているのに加えて、新幹線もその下を通るという西日本の交通の超要所・大山先ジャンクションの様子をごらんに入れたいと思います。
なお、本記事は初心者向けです。
時速200kmのレーザービーム!大山崎ジャンクション夜景
大山崎ジャンクションの魅力は、なんと言っても新幹線が同時に撮影できるということです。
夜景では、新幹線の動線をレーザービームにすることができます。時速200kmのレーザービームです!
ドン!
上り京都方面への新幹線のレーザービーム。
夜景撮影には三脚が必須です。シャッタースピードを遅くして、10~20秒露出とかにするとこのような写真が撮影できます。いわば、新幹線の残像です。
(シャッタースピードを遅くするには、①f値を大きくする、②ISO感度を低くする、③NDフィルタを使用する等の方法があります。夜景では①と②だけで十分です。「絞り優先モード:Av」が使いやすいです)
夜景でのレーザービームの作り方(初心者向け)
①三脚を立てる
②絞り優先モード(Avモード)にする
③f値を11ぐらいに設定する
④ISOを100~400ぐらいに設定する(シャッタースピードが変化するのを見ながら:10~20秒あればOK)
⑤シャッターを押したときの手ぶれ防止のため、2秒タイマーで撮る(ボタンを押してから2秒後にシャッターが切れる)
下り新大阪方面への新幹線のレーザービーム。いかがでしょうか?
上りがいいか、下りがいいかは好みによると思いますが、個人的にはテールランプの赤い線が入る「下りバージョン」の方が好きです。
ジャンクション夜景の最大の魅力の一つ、高速道路の高架下。高架裏のブルーともマゼンタとも言えぬ、絶妙な光の色の反射が美しい・・・!人工物萌え( ・∀・) インターを出てくる自動車のライトのレーザービームもしっかり入れます。
この計算された曲線が折り重なる感じと、それを支える支柱に・・・萌え! 笑
ジャンクションのぐるぐる。20mmレンズで撮影していますが、ジャンクションだともっと広角レンズがよさそうです。
大山崎ジャンクションを突っ切る新幹線のレーザービーム。日本の大動脈でっせ。
Pick Up!
本日の1枚はこれです。
テールランプの赤い光が入る、下り方面新幹線バージョンを採用。
構図的にはこんな感じ。
α7C(ILCE-7C)+SEL20F18G, 20mm, f11 8秒, ISO 400, RAW
主題は新幹線のレーザービームですが、奥行き感が出るように動線が長く映るように配置しました。副題のジャンクションの下を通り、左奥へカーブしていく様子が見えると思います。新幹線の消えゆく先が額縁構図的になるように、写真の右端にはジャンクションの支柱を配置しました。アクセントとして、「大山崎」の文字が入るようにしています。
もうちょっとジャンクションのくねくね感が出ればなお良いのですが、これ以上の良い構図は思いつきませんでした・・・
いかがでしょうか?写真のうまい方、アドバイスいただければ幸いです!
アクセス
地図で示すほどのこともない、交通の要衝ですが、改めて見ると見事にクネクネの中を新幹線が突っ切っているなぁ・・・と。
まとめ
本日は大山崎ジャンクションの夜景をご紹介いたしました。
ジャンクション夜景×新幹線のレーザービームが撮影できる、全国的にも稀有の場所だと思います。
ご参考いただければ幸いです。
ちなみに、大山崎ジャンクションは天王山から見下ろすことができます。天王山については、姉妹サイトをご覧ください!