マクロレンズ 撮影記 曇り 西宮市/神戸市

90mmマクロレンズで撮る初詣:西宮・門戸厄神にて

α7C購入後の4本目のレンズとして、SEL90M28G(90mmマクロレンズ)がひっそりと仲間入りをしています。

こういう接写の写真を撮ることができるレンズです。

このレンズのレビューや感想は後日の記事に譲るとして、本日は「初詣を90mmマクロ縛りで撮る」ということをしてみたので、まとめてみたいと思います。マクロレンズで風景写真を撮るとこんな感じ・・・という参考ぐらいにはなるかな~?

中望遠マクロで撮る初詣:西宮・門戸厄神(もんどやくじん)

90mmという狭めの画角で神社仏閣を撮るという、これまた極めてニッチな分野に今年は挑みたいと思っています 笑

まず手始めに、90mmマクロレンズに慣れるという意味も込めて、西宮市にやる門戸厄神(もんどやくじん)の風景を撮ったので記事にまとめます。そんな2022年の出始め(^^;

門戸厄神についてはこちらをごらんください。

いたるところに「竜」がいるドラゴンのお寺ですが、今年は「虎」もいました。

 

主被写体を強調し、背景をボカす

ポートレートにも使えると評判の中望遠マクロ、主題となる小物を、背景ボケの絵に収めるというのが一つの基本形かと思いました。こんな感じ。

この模様も「竜」を形どったものでしょうか?

金属の質感を表現したく、アンダー気味に現像しています。楼門や伽藍をボケさせて背景に使うのは、神社仏閣写真の基本かと思います。うまい具合に額縁構図っぽくできればいいのですが、固定された位置の人工物なのでもっともそれっぽく見える角度を探してみます。

同じく、手水舎の竜を主題に、背景ボケした楼門を副題に。

マクロレンズは良くボケるのですが、単焦点レンズとはかなり違う雰囲気の「硬いボケ」になる印象です。

 

垂れ下がった枝のラインとお札の組み合わせが面白いと思って撮りました。「みくじ」という文字があるので、背景がボケていても伽藍であることが想像できます、という素人ながらに知恵を絞った一枚 笑

このバージョンとどちらが良いでしょうかね?

 

狭い画角で気になった部分を切り取る

つづいて、90mmという狭い画角で、気になった部分のみを切り取るという撮り方。

ドラゴンの壁画から。

 

提灯と風にたなびく五色幕の組み合わせの一枚。

 

圧縮効果で風景をスナップしてみる

 

中望遠ならではの圧縮効果で、伽藍の密集度を表現しようかと思ったのですが、イマイチ・・・。でも、右向き矢印と左向き矢印が並んでいるのと、五色幕のおかげで全体的にカラフルな雰囲気になっているのはちょっと面白いかなと・・・

 

露店のある沿道の雰囲気を写したかったのですが、うーん。。。90mmのスナップは素人には超難し!!

 

Pick Up!

本日の一枚はこれを選択しました。

構図的にはこう。

α7C(ILCE-7C)+SEL90M28G, 90mm, f2.8 1/320秒, ISO 250, +0.3EV, RAW

主題である木の札と、副題である木の枝が縦の線を構成しています。背景にボケた伽藍が入っています。

が、フルサイズミラーレスをはじめて2年目に突入した2022年、今年は少し「想像力を働かせる写真」を撮りたいと思っています。

「みぐじを結ばないでください」という文字から、この裸の木の枝はそれが守られているんだな~という想像が働きますし、

またボケた背景が「みくじに関係する場所=神社仏閣」と推定できることから、伽藍であると想像が働きます。

ということで、素人なりに「構図+想像力」のコンビネーションの写真を目指してみたというところです!

写真のうまい方、アドバイスをいただければ幸いです 笑

アクセス

門戸厄神の場所はここです。阪急門戸厄神駅から徒歩10分ほどです。

まとめ

本日は、兵庫県西宮市の「ドラゴンの寺」門戸厄神を、90mmマクロレンズ縛りで撮ってみました。

あえて制約を設けることで、写真が難しくなりますが、いろいろ考えるきっかけにもなるのではと思います。

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