ブログ主は、ソニーαシリーズ、フルサイズ入門機のα7Cでフルサイズデビューした初心者です。
キットレンズ、タムロン70-30mm F/4.5-6.3 DiIII RXD、SONY純正SEL20F18Gに続き、4本目のレンズとして購入したのがSONY純正90mmマクロレンズFE90F2.8MGです。
本日は作例を交えながら、FE90F2.8MGの使用感をまとめていきたいと思います。
初心者としては・・・「G」の文字がまぶしい 笑
マクロレンズの本領発揮!小物やお花・小動物を撮る!
まずは、お花や小物の作例をみていきます。
あじさい。
あじさいのアップ。
一輪のコスモス。
コスモスのアップ。
梅。背景には、夕日。
手水舎の竜。
これ、なんていうのだろう・・・神社の欄干の狛犬みたいなの。
ガラス玉の中に向こう側の風景。
備前焼のアップ。
信楽焼のアップ。
解像力の高さを生かして風景写真にも使える!
マクロレンズというと、小さなものを大きく撮ることができるというのが最大の特徴ですが、実は解像力も高く風景写真にも適しています。
90mm単焦点レンズとしても、けっこう使っています。
滋賀百済寺。
百済寺。
京都大原三千院。
ND400フィルタをつけて、箕面の滝。
八坂の塔、三脚固定夜景。
二年坂、三脚固定夜景。
ちなみに、タムロンのレンズとの撮り比べについては、下記ページで考察しています。
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京都・二年坂で90mmマクロレンズが夜景撮影に適しているかどうか考えてみる
続きを見る
梅田スカイビルから、三脚固定夜景。
宝塚の行者山から、タムロン70-30mm F/4.5-6.3 DiIII RXD。
ほとんど違いは分からないのですが、よくよく見るとFE90F2.8MGの方が解像度に優れています。
手持ち夜景!
つぎに、開放f 2.8という明るさからの、手持ちでの夜景撮影について。
90mmレンズとなってくると、手振れなしに手持ちで撮影するためには、シャッター速度の目安として1/90秒以下が要求されます。望遠側になればなるほど、夜景の手持ち撮影が難しくなるのですが、それはf=2.8のGレンズ・・・けっこう、手持ち夜景でも役立つことがあります。
梅田スカイビルから。
奈良壺阪寺。ここは、三脚使用禁止エリアでしたので、手持ち撮影可能な明るいレンズが役に立ちました。
マクロレンズでしか撮りえないマクロっぽい写真!水滴写真や小動物、微細構造を
最後に、マクロレンズでしか撮れない写真をいくつか・・・なんか、脱素人したって感じですw
水滴こそ、マクロレンズの独壇場・・・!水滴のなかには、非日常の世界が広がっています。
コップからこぼれる水。
ミルクラウンもどき。
小動物たち。
お花などの微細構造。
ちょっとしたコツ
こういう「小さいものに寄って、ドアップで撮る」というとき、フォーカスはAFよりもMFの方が使いやすい場合があります。普段はAFで使っていますが、かなり寄るときにはMFに切り替えています。(AFだと、距離が近すぎると焦点合わせがかなり難しくなります・・・全然違うところにフォーカス持っていかれたりするなど)
ボケ感
最後に、FE90F2.8MGの背景ボケについて。
低いf値に設定すると、背景が美しくボケるのが単焦点レンズの楽しみの一つです。FE90F2.8MGも当然ながらけっこうボケます。
しかしながら、太陽や、明るめの背景をボカすと、ややギドギドした印象になるのが、少し残念なところでしょうか。
玉ボケが完全な円にならずに、ちょっとカクカクしてますよね!
これもちょっとカクカクしたボケ感です。
ややギドギドしたボケながらも、「緑背景」はけっこう美しい色合いになります。
ね?
まとめ
本日は、FE90F2.8MGについて作例を中心にまとめました。
マクロレンズならではの、「小さいものを大きく撮る」ということが可能なのに加えて。「高い解像度を使って通常の中望遠レンズとして使用できる」「暗いところでも手持ち撮影に耐える」という特徴があります。
今までと全然違う世界が開けますので、脱初心者のための3~4本目のレンズとしては強くお勧めしたいです。
欠点としては、「背景ボケがややギドギドしている」ということに加えて、「AFが遅いことがある」というところでしょうか。AFが遅いと感じる場合には、フォーカスリングですぐにMFに切り替えることができるのは、そういった欠点を補うためのものかも知れません。
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