撮影記 滋賀

雪の日本庭園のリフレクションを求めて:滋賀・比叡山坂本の旧竹林院

雪の日本庭園のリフレクション写真を求めて、滋賀県大津市坂本の、旧竹林院を訪問いたしました。

14-24mm超広角レンズでの撮影が目的です!

雪の日本庭園のリフレクションを求めて:滋賀・比叡山坂本の旧竹林院

新大阪からJR新快速で1時間そこそこ、大阪から余裕で日帰り圏内の、比叡山坂本です。

 

坂本とは?旧竹林院とは?

坂本とは、天台宗総本山の比叡山の「東の玄関口」として栄えた街です。今なお、里坊がたくさん残る宗教都市。

旧竹林院は、比叡山延暦寺の隠居屋敷として1592年に建立されました。

苔の日本庭園も有名ですが、今回は雪景色・・・テーブルリフレクションが目的です。

ではさっそく見ていきましょう♪

テーブルリフレクション!

旧竹林院は二階建てになっています。

まずは一階の様子から・・・

縁側のある庭園風景・・・ええわ~( ´艸`)

これが雪の庭園のテーブルリフレクションです。24mm撮影。

同じ位置から、超広角14mm。

去年まではソニー純生のGレンズ・SEL20G18Fが主力レンズとして活躍していたのですが、20mmでは切り取れない14mmの広々とした感じ・・・新たに仲間入りしたシグマの超・広角、14-24mm F2.8 DG DN ARTの本領発揮です。超広角レンズは、日常使いが難しいところもあるのですが、「室内空間を広々と撮る」という目的においてはまさに水を得た魚!

24mmと14mmの画角を、直接比較してみましょう♪

日本庭園を強調したいのなら24mm、室内であることを強調したいなら14mmといった使い分けでしょうかね~

どちらが正解というのはもちろんありませんが、しばし14mm超広角の世界観に浸りたいと思います。

 

14mm撮影。お庭全体の様子もわかりやすいです。

ここから2階の様子です。

何気に、室内の電気が消されているのが気が利いています。室内が明るすぎると、絵的に魅力が半減するんですよね~。室内の暗と、室外の明の対比が、こういう茶室の魅力の一つですから!

24mm撮影。

これより画角が狭いと、やや厳しいですよね~。14~24mmかせいぜい28mmぐらいが、適正レンジかと思われます。スマホカメラで撮影する場合も、広角側をお使いくださいね!

 

14mmだとこんな感じです。

つらら。

テーブルに反射するつららを意識した一枚です。

Pick Up!

本日の一枚はこれです。

構図もへったくれもないのですが、超広角レンズ14mmという、焦点距離の暴力を生かした広画角のテーブルリフレクションです。テーブルの上に超広角レンズのカメラを置けば誰でも同じ写真が撮れますが、室内外の明暗差だけは少し意識をしています。

雪の日本庭園の風景が、まるで壁のスクリーンに投影されているようにも見えます。

α7C+SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN:14mm, f 5.0,  1/80秒, ISO 640, 露出+0.3

日本庭園をただそのまま撮るのではなく、あえて室内から撮るだけで、妙にしっくりした感じになるのが、日本庭園建築の妙だと思います。

 

壁がスクリーン画像のように見えるという意味では、これもいいですね。テーブルリフレクションだけでなく、廊下にも淡く雪景色がリフレクションしているのがポイントです。やや強めにレタッチしてます。

外の景色が、バーチャル空間のように見えなくもないw

アクセス

旧竹林院の場所はこちらです。

JR新大阪駅から比叡山坂本まで、新快速にて1時間ほど。比叡山坂本から徒歩で15分程度です。

 

まとめ

滋賀県大津市・坂本の旧竹林院を冬に訪れ、雪景色の日本庭園のリフレクションを撮りました。

使用したのは、超広角レンズ、シグマ14-24mm F2.8 DG DN ARTです。

超広角で、日本庭園の非日常空間を撮りたかったので、雪景色もよかったと思います♪

冬の旧竹林院の様子、およびシグマレンズの感じが伝われば幸いです。

近隣の観光情報は、姉妹サイトにまとめていますので、よかったら併せてご覧ください!

-撮影記, 滋賀

© 2024 α7Cで撮る北摂の風景 Powered by AFFINGER5