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α7Cの望遠レンズとして、タムロンの70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXDが最強という説

 

ソニーの世界最小・最軽量のフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7C」は地元のスナップ写真を良く撮る当ブログとの相性は抜群だと思っています。

前回は、レンズセットについているSEL2860について述べました。

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今回は、望遠レンズ「タムロンの70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXD(Model A047)」についてまとめたいと思います。なお、本ページは初心者向けです。

α7Cとタムロン70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXD(Model A047)は最強コンビか?

タムロンの70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXD(Model A047)を購入した理由

α7Cのズームレンズキットを購入したため、α生活の一本目のレンズはSEL2860になったわけですが、大阪の街の発展の記録をかねて風景写真を撮影している当ブログとしては、どうしても望遠レンズが必要でした。

そこで、2本目のレンズとして購入したのがタムロンの70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXD(Model A047)です。

フルサイズデビューしたばかりのど素人の身としては、「タムロンって何やねん!?」というレベルだったのですが、ざっくり言うとソニーαシリーズ対応の廉価版レンズを作っているメーカーです。しかし、タムロンが凄いのは、安かろう・悪かろうではない、というところです。

なんといってもタムロンのレンズは・・・軽い!!

世界最小・最軽量のフルサイズミラーレスを売りにしているα7Cにとって「軽い」は正義。相性抜群ではないでしょうか?

購入を迷ったレンズの比較を記します。

ソニー  SEL70200GM  F2.8GM OSS  363000円(ひえー泣)   重量 1480g

ソニー        SEL70300G F4.5-5.6G OSS  187000円                        重量854g

タムロン 70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXD(Model A047)  70000円 重量545g

ということで、純性レンズに比べると多少スペックは落ちるものの、安い!軽い!!で、当方素人であることと合わせて、タムロンのレンズで十分。というか、α7Cのコンパクトさを生かすには「軽い」ということが何よりも重要でしょう。

 

タムロンの70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXD、その実力

ということで、α7Cの2本目のレンズとして購入した望遠レンズですが、その実力はいかほどのものでしょうか?(と偉そうに言う自分に全く実力がないがww)

まずは、300mmの画角がどれほどか、みていきましょう。

70-300mmの画角

まずはキットレンズのSEL2860の画角から。池田市の新猪名川大橋(ビッグハープ)にて。

これが28mm。

これが60mmです。

では、ここからがタムロン70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXDによる写真です。

ドン!

70mm。如何でしょうか?60mmと70mmって結構違う印象ですよね。ただ、70mmだと支柱の上が切れてしまった。

そして300mm。これだけ見ると何を撮っているのかさっぱり分かりませんが、あしからず。ビッグハープの支柱接合部がドアップで見えます。

 

さらにAPS-Cクロップ(450mm相当)するとこんな感じになります。支柱の接合部はこんな感じになっているのか~というのがよく分かります。

最後に、α7Cのキットレンズの広角端28mmと、タムロン70-300の最大望遠300mm×APS-Cクロップを並べて比較してみます。

めちゃくちゃ望遠されているのが分かりますね!

街並みスナップを取るのには、キットレンズの28-60mmでもおおむねカバーできますが、遠景を撮ることも想定すると、タムロン 70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXDもあった方が良いです。お金があればソニー純正レンズがさらに良いですが、α7Cの小ささとよりマッチするのは「軽い」タムロンのレンズでしょう

 

ちなみに、このサイトは超初心者向けを想定していますので、APS-Cクロップのやり方を記載しておきます。念のため。

APS-Cクロップのやり方

①メニュー(MENU)ボタンを押します。

②APS-C/Super 35mmという項目を探します。

③APS-C/Super 35mmを「入」にします。

使い終わったら、元の設定の戻すのを忘れないようにしましょう。

 

望遠性能

続いて、他の被写体で写真を撮って望遠性能を比較していきます。

まずは千里川土手から、大阪国際空港(伊丹空港)の写真です。

70mm。

 

300mm。

 

70mm。

300mm。ちょうどカッコいい構図でジェット機が収まりました。

ここでAPS-Cクロップしてみるとこんな感じ。アスファルトの上のリフレクションが地味に美しい。圧縮効果で宝塚の街並みがぐっと近寄って見えます。

離陸地点まで離れると、300mmでこんな感じです。

あらためて見てみると、けっこう周辺減光しているなぁ・・・

ここまでJPEGです。以下、RAW現像を行っております。

 

つづいて、夜景です。大阪南港コスモタワーから、大阪の夜景です。

弁天町方面の超高層ビルと、その奥の中之島の超高層ビル群が圧縮効果で「密」に見えて、迫力ある夜景になっています。大阪メトロ中央線と阪神高速が曲線を描き、超高層ビル群への視線誘導にもなっています。

 

同じ場所を横構図で撮るとこんな感じです。

 

ボケ味

望遠レンズのもう一つの魅力は、被写界深度の浅さを生かした背景ボケの能力です。見ていきましょう!

池田市・水月公園の梅の写真です。梅の花はともかく、背景のキラキラは水面に映る陽光の玉ボケです。

 

豊中市・服部緑地の円形花壇で撮影した菜の花です。夕焼け空をボカしました。色合いが綺麗でお気に入りの写真です。

このように、ただの公園の風景が、シチュエーションを選べばα7C+タムロン70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXDコンビで絶景ぽい風景に生まれ変わります。

池田市・久安寺の紫陽花(あじさい)。背景に楼門をぼかして入れています。

なんか、花と葉っぱの質感とか、背景ボケの美しいボケ具合とか、すごくないですか??

 

そして、前ボケはこんな感じ。

高槻市・上宮天満宮のしだれ梅です。

ええわ~( ´艸`)

ということで、背景ボケ、前ボケともになかなか綺麗ではないでしょうか?

望遠レンズは、望遠による圧縮効果だけでなく、被写界深度の浅さを活用したボケ味も楽しめる素敵なレンズです。

まとめ

ということで、本日は私がα7Cの二本目のレンズに選択したタムロン70-300mm F/4.5-6.3 DiIII RXDを紹介いたしました。

純正レンズよりかなり安いですが、ボディの「軽さ」が何よりの魅力です。世界最小・最軽量のα7Cにはとてもマッチしたレンズだと思います。

周辺減光が若干気になりますが、RAW現像前提だと全然OK!背景ボケ・前ボケともに綺麗に撮れます。

ご参考いただければ幸いです!。

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