光の使い方 撮影記 豊中市

晴れの日のあじさいの撮り方を考えてみる:豊中市の服部緑地

今年は「あじさい(紫陽花)」の撮り方について、素人ながらに色々工夫をいたしました。

前回は、川西市・頼光寺で雨上がりの曇天フラット光でのあじさいの撮り方を考察しました。

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今回は、豊中市・服部緑地にて、晴天での撮り方を考えてみます。

この初心者の苦闘の一連の記録を兼ねて、同じく初心者の方々のお役に立てれば・・・

豊中市の服部緑地のあじさいの庭であじさいの撮り方を考えてみる

服部緑地は、大阪北摂市民のいこいの広場の一つです。

広大な敷地の中に様々な植物があり、「紫陽花の庭」というのもあります。

紫陽花(アジサイ)の庭のあじさい

前回の頼光寺(川西市)が雨上がりでしたので、今回は陽光とあじさいの相性を考えるために晴天の日に訪れました。

紫陽花の園のあじさい(セイヨウアジサイ)のお花畑です。

俯瞰にて

まずは俯瞰でいってみましょう、ドン!

大粒の白いセイヨウアジサイが満開です。

 

あじさいの密度が高いところを、90mmマクロの圧縮効果をつかってさらに濃密に映します。

青空とあじさいの対比がミスマッチですが、梅雨の終わりを思わせる写真になっているのではと思います。生命力あふれる感じ。

(彩度調整は少し行っていますが、ソニーのαはかなり「青色」が強調される傾向にありますね・・・)

 

放射線状に枝を伸ばす樹木との対比が面白いと思って撮りました。白い被写体の順光条件は厳しい・・・

サイド光であじさい畑を切り取ります。被写体が白いので、サイド光で陰影つけた方がより生命力あふれる感じになります。

主被写体ドン!あとは背景

ここからは、頼光寺で考察した「主被写体ドン!あとは背景・・・でもよく見れば複雑」構図を、「晴れ条件」で考察していきたいと思います。

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まずは白いセイヨウアジサイから。

前回解説した通りの3分割構図を基本として、主被写体を配置しています。サイド光で主被写体には陰影がついています。

どうでしょうか?お花畑全体の俯瞰写真より、目を引く写真になっているかと思います。

頼光寺のフラット光だとこんな感じでした。

どちらが良いかは好みだとは思いますが、個人的には「晴れ条件サイド光」だと、太陽の力が強すぎて、紫陽花の持つ繊細な雰囲気とはやや合わないようにも思います。ただ、生命力あふれる感じは断然「晴れ条件」です。

 

本日のテーマとは異なりますが、近くに咲いてたアガパンサス。

こういう幾何学模様が面白い構造物だと、陽光で陰影が強調されるとより面白く見えます。

 

直射日光は避けて、「木漏れ日の中の紫陽花」のイメージ。

炎天下のあじさいよりも、こちらの方がかなり良く見えます。青い花びらと緑の葉っぱのみずみずしさが失われず、木漏れ日の陽光が背景に玉ボケとして輝いています。

 

ほぼ同じ場所ですが、青い紫陽花にサイド光が直接当たるとこうなります。

やっぱり、太陽の光の力は強烈で、紫陽花そのものの魅力が負けてしまっています。

 

主題の紫陽花に陽光を当てるなら、せいぜいこれくらいか・・・

木漏れ日の光が少し紫陽花の花びらを照らしていますが、陽光は基本的に玉ボケとして背景に使っています。

 

最後に、同じお花で光条件を変えて比較してみましょう。

ピンク色の紫陽花を三分割構図で、背景は木漏れ日溢れる緑です。

主題のピンクの紫陽花にサイド光が当たる条件と・・・

影に隠れた条件。

上と下と、どちらがお好みでしょうか?

個人的には「下」が正解かな~と思います。

晴れ条件であじさいを撮るときは、なるべく紫陽花の直射は避けて、木漏れ日の球ボケで晴れ要素を入れる、というのが良さそうです。

Pick Up!

本日の一枚は、これです。

構図的には、頼光寺のページで紹介した、「主被写体ドン!あとは背景・・・でもよく見れば複雑」ですが、「よく見れば複雑」の中に、木漏れ日の光が球ボケとして入っているというのが特徴です。

α7C+SEL90M28G, 90mm, f2.8 1/320秒, ISO 500, RAW

頼光寺では、主題が「明」、副題が「暗」と、今回の明暗とは反対の関係になっています。「晴れ条件」の今回は、あじさいに直射日光は当てないという条件ですので、必然的に主題を「暗」、背景に陽光を取り入れて「明」となります。

また、「背景のスペース」を広めにとっていますが、アクセントとして木漏れ日の玉ボケが入っているため、周囲の環境への想像力が働きます。

さらに配色に関して言えば、主題の青色系と、アクセントとなっている木漏れ日の黄色系は補色の関係になっていますが、あいだに中間色の緑色系があるので、色合いとしてもとてもナチュラルに感じる一枚になったと思います。

頼光寺の写真と並べてみたらどうだろう・・・

上がしっとり渋い感じ、下が活気があって可愛らしい感じになっているのではと思いますが、いかがでしょうか。

写真の上手い方、アドバイスをいただければ・・・( ´艸`)

 

アクセス

服部緑地へのアクセスです。

最寄り駅は、北大阪急行・緑地公園駅です。

 

 

なお、服部緑地は今後、民間委託にての再開発が予定されています。それに関しては下記記事で簡単にまとめていますので、ご参考ください。

 

まとめ

服部緑地で、晴れの日の紫陽花の撮り方について考察いたしました。

紫陽花自体が華やかな花ですが、太陽の光は写真に与える影響が強すぎて、紫陽花のイメージを薄めてしまうので晴れの日の撮影の仕方には注意が必要です。

個人的には、日陰の紫陽花を主題に、背景に木漏れ日の光の玉ボケを入れて撮るのが良いのではと思いました。

晴れの日のあじさいの撮り方

①三分割構図を意識して、「主被写体ドン!あとは背景・・・でもよく見れば複雑」写真を目指す。

②主被写体の紫陽花に直射日光は当てない(日陰か、木漏れ日程度)。

③背景を玉ボケさせるために、f値をできるだけ下げる(AUTOはNGです。Avモードで、f値を低めに設定しましょう)

④背景の中に、陽光を入れる

どうでしょうか。

 

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