新猪名川大橋(通称ビッグハープ)は阪神高速池田線の一部で、猪名川をまたぎ池田市と川西市の間に横たわっています。
川を斜めに横切っているというのがポイントで、その対称性の高いフォルムとともに、北摂地域の中ではなかなかの写真映えスポットではないかと思います。
本日は、桜の時期のビッグハープの姿をご紹介いたします。
猪名川を斜めに横切るビッグハープに桜が映える
ビッグハープと桜の写真は、α7C+SEL2860で撮影いたしました。
ビッグハープの魅力
これが新猪名川大橋・通称ビッグハープです。
全長400m、高さ90mの対称性のある美しいフォルム。コンクリート製斜張橋として国内最大だそうです。
この橋の最大の魅力は、支柱が一本しかないということだと思います。つり橋の糸が全て支柱から出ていて、斜張橋といいます。それにより、猪名川を斜めに横断する全長400mの橋の支柱が一本のみとなり、スッキリした外観になっています。
斜めに張った糸が、まさにハープのよう。きれいなフォルムではないでしょうか?
全国的にももう少し有名になってもいいような・・・
桜とビッグハープのコラボレーション
猪名川沿いにはちょっとした遊歩道があり、川西市側に桜並木があります。
それでは、桜と川と現代建築の共演を、見ていきましょう。
支柱は逆Y字主塔といい、耐震性に優れているそうな。全長400mにわたる奥行き感が感じられるアングルです。
満開の桜の額縁構図で、高さ90mの支柱を中心にとらえて撮影しました。
満開の桜並木です。
花壇に植えられた菜の花を前景に入れて撮影しました。黄色い花びらが良いアクセントになっています。
黄色い花びらの前ボケを写真の3隅に入れてみました。惜しむらくは、支柱に桜の花がかぶってしまっていることですが、もっと良いアングルが見つけられませんでした。
川西市側から、桜並木とビッグハープの全景。猪名川がゆるやかにカーブしていますので、池田市側から見るのと、川西市側から見るのとで少し雰囲気が変わるのが面白いです。
川西市側の遊歩道。桜の木をあおりつつの一枚です。
桜並木のライトアップでもすれば、もう少し有名になるのかも知れませんが、まあこの穴場感のあるマイナーな雰囲気もビッグハープの魅力の一つと言えるかも知れませんね。
アクセス
新猪名川大橋へのアクセスです。
能勢電鉄の絹延橋駅が最寄ですが、阪急川西能勢口駅や、池田駅からも徒歩圏内です。専用の駐車場はありませんが、付近にコインパーキングは複数あります。
Pick Up
本日の写真の中でのベストショットはこれです。
ILCE-7C+SEL2860, 28mm, f8, 1/500秒, ISO 100, RAW
下から煽って撮ることで、桜の枝の広がりが表現できました。そして、桜並木が奥に続いていく様子に遠近感が出て、視線が誘導された先にビッグハープがあるという感じです。
構図としてはこう。
主題の桜並木があって、その額縁構図の中に副題の橋があります。
如何でしょう?写真の上手い方、ぜひアドバイスください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
α7C+SEL2860で激写した新猪名川大橋(ビッグハープ)の桜の時期の写真をまとめました。
非常にバランス感がある橋ですので、写真の構図をあれこれと考えながら撮るのに適していると思います。
良いカメラを持っている方は、是非撮影ポイントの一つにしていただければと思います。