大阪南港のさきしまコスモタワー(旧ワールドトレードセンター)は高さ256mの大阪南港にある超高層ビルです。
夕景、夜景撮影に最高の場所ですので、全国の写真愛好家の方におすすめしたく記事をまとめてみたいと思います。
さきしまコスモタワーは三脚OKのうえ混雑も少ない最高の夜景撮影スポット♪
当ブログでは、大阪の活性化を願いつつ、細々と大阪な魅力を発信しています。今回ご紹介する大阪南港コスモタワーの場所は、ここです。
梅田からだと、御堂筋線で梅田→本町、中央線に乗り換えて本町→コスモスクエア。コスモスクエアから徒歩10分ほど・・・
不便・・・けれども、だからこそ、人が少なく、ゆっくりと写真撮影を行うことができる素敵な場所です(入場料800円)。
では、どんな風景が見えるのか順番に見ていきましょう!
大阪南港コスモタワーからの大阪湾の夕景
まずは夕景写真から。
神戸方面へ沈む夕日、そして大阪湾。中央の人工島は、2025年の大阪万博予定地である夢洲(ゆめしま)です。手前の球体は旧なにわ海の時空館。現在は閉館になっていますが、写真映えする独特の形態です。夢洲と海の時空館の間を、船が横切っており、なんとなくゆっくりとした時間の流れを感じることができる一枚ではないかと思います。
海の時空館に向けて光の道ができているように見えます。海のさざ波の明暗がいい感じではないでしょうか。
望遠レンズ大活躍♪の大阪の夜景
つづいて、「三脚OK」の強みが活かされる大阪の夜景写真です。夜景をきれいに撮るには長秒露光が不可欠なため、三脚は必需品です。
主題は弁天町と中之島の超高層ビル群です。両者、距離的にはかなり離れていますが、望遠の圧縮効果で迫力ある超高層ビル群の写真になっています。そこへ視線誘導するように、大阪メトロ中央線と阪神高速がカーブを描いています。手前の道路の交差は天保山ジャンクションです。
中央線と阪神高速に囲まれた場所に、丸善インテックアリーナ大阪の緑が見えていて、奥の超高層ビル群との対比が面白い一枚ではないかと思います。
同じ場所を横構図で。高速道路のカーブがより面白い形に見えます。ちなみに、これで焦点距離180mm。
港大橋とコンテナターミナル。コンテナターミナルがテトリスみたいに見えるのと、光と影の対比が面白いかと思いました。焦点距離106mm。
テトリスのアップ。これで焦点距離300mm。タムロンのレンズの最大望遠(APS-Cクロップ使わず)。
此花大橋と阪神高速湾岸線のラインがきれいな一枚です。淀川の河口。
広角に見えるけど焦点距離134mm。望遠レンズ。
ここからは広角です。
足元に広がるオレンジ色にライトアップされた蜘蛛の巣のような道路が面白いと思った一枚です。奥に大阪の夜景が広がります。
2025年大阪万博予定地の大阪夢洲。万博開催後は、もっと光に溢れる人工島となることでしょう。
Pick Up!
本日の写真の中で、構図的に最も気に入った一枚を取り上げるとするならば、これです。
ILCE-7C+SEL20F18G, 20mm, f1.8, 1/20秒, ISO 4000, RAW
足元の南港の蜘蛛の巣状の道路を主題に広く映して、大阪都心部の夜景をあえて遠景として副題にした一枚です。地味にミズノの本社ビルが右下に映ってますw
構図的にはこんなイメージ。
南港の夜景(第1層)と、遠景の大阪の夜景(第3層)の間に暗黒の大阪湾(第2層)が横たわっていて、写真全体が3層構造になっているのが一つのポイントです。
右上に港大橋があって、第1層と第3層を結んでいます。
なかなかお気に入りの一枚なのですが、いかがでしょうか?
写真の上手い人、ぜひアドバイスをください!笑
まとめ
大阪南港のさきしまコスモタワーからの夕景と夜景をご紹介いたしました。
大阪都心から遠いこともあって、あまり混んでいないうえ、三脚OKなのでゆっくりと夜景撮影が可能なスポットです。
当ブログは大阪の発展も願っておりますので、コスモタワーの経営も心配です 笑
なので、ぜひ全国の写真愛好家の方にご愛顧いただければうれしく思います。