当ブログは、ど素人がフルサイズカメラで北摂の写真を撮りながら、主に大阪の魅力を発信していくという主旨で運営しています。
「新緑は、雨の日こそ映えるのではないか」ということに、雨の箕面の滝で開眼したこともあり、その仮説の検証のために新緑の多田神社(川西市)を参拝いたしました。
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雨の日の新緑の箕面の滝で、フラット光について考えてみる
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雨上がりの多田(ただ)神社でしっとりした新緑の魅力を再確認!
多田(ただ)神社は源氏一派(清和源氏)の発祥の地でもあり、北摂地区有数のパワースポットでもありますが、その情報については姉妹サイトをご覧ください。
本日はひたすら「雨の新緑の魅力」について語ります。
雨上がりの陽光が新緑を輝かせる
多田神社の本殿です。
このときはフラット光で、しっとりと落ち着いた感じの一枚となりましたが、その後雲の合間から陽光が・・・
雨に濡れた苔と落ち葉がきれいと思って撮った一枚です。ちょうど苔にスポットライトが当たったような感じになりました。
地面だけにフォーカスしてもう一枚。苔のキラキラした感じと、落ち葉の艶の臨場感が、伝わっていますでしょうか。雨も陽光もなければただの特徴のない地面の写真かもしれませんw
左右のバランスとf値と焦点を調整してもう一枚。手前の苔と落ち葉を前ボケにして、逆光の樹木を正面に置いてみました。
苔に覆われた地面を二分割構図で。雨に濡れた新緑と苔が主題で、伽藍をあえて背景にしてみました。
濡れた青紅葉をアップで。背景の建物に陽光が当たっているのですが、ボカすことで青紅葉を主題にしつつも明るい雰囲気になったのではと思います。
・・・というわけで、新緑×雨×陽光も魅力いっぱい。フラット光とは違うアクセントを写真に入れれるので、新緑のシーズンは「雨上がり」もねらい目だと思います。
フラット光でのしっとりとした境内の風景
陽光は一瞬で、また空が雲に覆われてしまったので、フラット光でしっとりとした風景を探しました。
均一に光が降り注いでいても、樹間から差し込む光の程度によって明暗ができるのが雨の日の面白い現象の一つだと思っています。
ひたすら青紅葉の参道。
連続鳥居と箱庭風の苔の庭園。みどりみどりした雰囲気と朱色の鳥居の対比がきれいと思ったのですが、後から見れば平凡な状況写真になっていました。頭上に覆い被さっている青紅葉を強調して、もう少しあおり気味に撮った方がよかったかも・・・
「多田神社には三ツ矢サイダーにまつわる伝説が残ります」
そう、多田神社は清和源氏発祥の地にして、三ツ矢サイダー発祥にも深く関与している場所であります。三ツ矢サイダー発祥の地は近隣の平野駅近郊にありますが、詳しくは下記ページをご覧ください。
Pick Up
本日の一枚はこれです。
ILCE-7C+SEL20F18G, 20mm, f11 1/60秒, ISO 400, RAW
とにかく、雨に濡れた新緑が撮りたかったので、ひたすらしっとりとした緑・緑の写真です。
構図的にはこういうイメージ。
二分割構図で、下半分が濡れた苔、上半分が新緑で、真ん中に一本の木を置きました。手前のぬれ落ち葉と、雨雲の間の陽光に照らされた一部の苔がアクセントになっています。新緑×雨×苔×陽光の4連奏です。
多田神社の本殿をあえて背景にすることで、神聖な雰囲気が出せたのではないかと思いますが、いかがでしょう?うーん、微妙かな~??
写真のうまい人、ぜひアドバイスください!
アクセス
多田神社へのアクセスはこちらです。能勢電鉄多田駅から徒歩で15分ほど。300円の有料駐車場もありますが、近隣の道路は狭いので注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
雨上がりの多田神社で、新緑×雨の映える条件について考察してみました。
新緑そのものの輝きを引き立たせるにはフラット光が良いと思いますが、差し込む陽光の力も強力です。
雨上がりはその両方が狙えるのではないかと思いました。素人ならではの発見の日々ですw
ご参考いただければと思います。